マスクを使ったトランジションのかけ方をご紹介

動画編集

こんにちは。フクミミです。

今回はFinal Cut Proのマスクを使って、トリッキーな動画にする方法をご紹介していきます。

まずは完成している動画をご覧ください。

私が手のひらを画面上でスライドさせると、手の動きに合わせて夕陽の動画が表示されますね。

使っている動画パートは2つだけ。

  1. 手のひらをスライドさせる
  2. 切り替え用の夕陽動画

これはマスクを使って簡単に作ることができるので、以下で手順を書いていきます。

マスクをかけていこう

①エフェクトブラウザを表示させて②マスクにある③マスクを描画を選択します。そして、タイムラインにある対象の動画にドラッグ&ドロップします。今回の対象は「手のひらをスライドさせる動画」になります。

動画確認画面左下に「クリックしてコントロールポイントを追加」と表示されるので、タイムライン上でマスクをかけたい始めのコマまでカーソルを移動させてから、コントロールポイントを付けていきます。

①ビデオインスペクタを選択して、描画ツールで手のひらの端と右端から見える背景を描画していきます。ここでのポイントは、描画する枠外部分はゆとりを取って置くことです。※画面の枠外は余白を多めに

描画が完了したら「マスクを反転」にチェックを入れて、キーフレームを選択します。

タイムラインを選択した状態でカーソルキーの右(▶︎)でコマ送りをしながら、マスクのポイントをつまんで移動させていきます。ここは神経質になり過ぎず大体の感覚で構いません。これを繰り返します。(ちょっと面倒くさい;)

手のひらが画面から消えるまでマスクをかけたら、ブレード(B)を使ってマスクをかけた領域の動画をカットします。

カットした動画をメイン動画の上にドラッグします。これでマスクをかけた部分が透過されて下にある夕陽の動画が映り込むようになります。

完成した動画をもう一度見てみましょう。

マスクをかけた部分がパキっとしている場合は、少し違和感になってしまうので「ぼかし」を使うと良いです◎私の場合は手のひらの端がパキっとしていたので、境界線にぼかしを入れています。

あとがき

いかがでしたか?

マスク機能を取り入れることで、少しトリッキーな動画に早変わりしますよね!

この技法はプロモーションビデオなどでもよく使われているので、その辺を意識して見るとマスクの理解も深まるかと思います。

それではこの辺で^^

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