こんにちは。フクミミです。
今年も台風の季節がやってきました。
今回は台風対策について書いていきますが、台風が発生してもしなくても事前に備えておくことが、台風対策の一番のポイントとなります。
事前準備をしておくことで、被害を最小限に抑えることができます。併せてこれまでの被害事例も書いていきますので、ご自身の台風の知識をアップデートしていきましょう。
この記事を最後まで読むと、以下の内容をインプットすることが出来ますので是非、最後まで読んで頂けると嬉しいです。
警報の危険度を知る
台風が接近している際に、今どういう状況で今後どうなっていくのかを知ることが重要です。気象庁から出ている「大雨・洪水警報の危険度分布」を見るとそれが分かります。
危険度を色で示しているので、視覚的に判断しやすくなっています。


色が紫の地域が最も危険なエリアとなるので、すぐに避難が必要です。
普段何気なく見ている分布図ですが、意味を理解していると「今、どの辺が危険なんだな」ということが察知できるので、先を見据えた行動ができますね。
最新の大雨・洪水警報の危険度分布を見る際は、位置情報を「許可」してください。
台風対策と備え
台風対策と備えには大きく2つあります。事前対策と当日対策です。
台風の事前対策と備え
1. ハザードマップを入手しておく

ハザードマップとは地域の危険度を細かく記した地図のことで、大雨が降ったときなどに水害が発生しやすい場所が確認できます。ハザードマップは区役所のホームページでダウンロードすることができます。
特に、近所に川や山がある場合は川の氾濫や土砂崩れなどに注意をし、危険と感じた場合はすぐに避難できるようにしましょう。
2. 防災グッズの用意をしておく

事前に準備しておけば、いざとなったとき役に立つ防災グッズ。懐中電灯や非常食、水、ライター、着替え、持病があるならお薬も備えておくと良いでしょう。
3. 窓ガラスを養生する

台風時は当然ながら強い風速が発生します。マンションなど高い位置にある建物は特に窓の養生をオススメします。「米」という字を書くようにマスキングテープを窓ガラスに貼っていきましょう。窓ガラス強化になりますし、万が一割れたときの飛散防止にもなります。
4. 小窓・サッシの隙間を養生する

普段生活していると気づかないですが、台風時には窓・サッシ部分から雨風が入り込んでくることがあります。窓やサッシにタオルを挟んでおくことで雨漏りを防ぎます。
5. ベランダや庭の物を避難させる

台風時はベランダや庭にある物を避難させます。固いものが飛ぶと、窓ガラスに当たって割れたりするので危険です。自分の家を守るだけではなく、周りの家にも迷惑がかかってしまうのを避けるためにも撤去しておきましょう。
6. 浴槽に水を張る

台風時は断水する場合があります。その対策として浴槽に水を張っておくと良いでしょう。身体を洗うことができますし、飲み水としても使えます。
台風当日の対策と備え
1. 外出はしない

言うまでもないですが外出は避けるべきです。気象庁から発表されている過去のデータによると、
- 最大風速:72.5m/s(静岡県)60.8m/s(沖縄県)
- 最大瞬間風速:91.0m/s(静岡県)85.3m/s(沖縄県)
にもなります。大型のトラックもひっくり返す風速ですので、むやみに外に出たりするのはやめましょう。
防災グッズを近くに

止むを得ず避難しなければならない場合に備えて、寝室の傍に防災グッズをまとめて置いておくと良いです。リュックだと避難時に両手が使えるのでオススメです。
災害時はクレジットカードや電子マネーが使用できなくなる可能性を考慮し、最小限の現金は持っていた方が良いでしょう。
最新情報をチェック
気象庁から出る最新情報に気を配りましょう。
被害データ
台風で起こった実際の被害データを見てみましょう。過去の事例から被害規模をみてみると、いかに台風が恐いものかを再認識できます。こちらは、令和元年に発生した台風19号の被害データです。
1.人的被害
- 死者:84人
- 行方不明者:3人
- 重症:39人
- 軽症:437人
2.住家被害
- 全壊:3,067棟
- 半壊:24,948棟
- 床下・床上浸水:34,399棟
3.避難所避難者数
およそ237,000人以上。
4.総断水戸数
およそ166,152戸。
台風といった自然災害は、年々威力を増してきているのが感覚としてありましたが、実際のデータを数値でみてみると決して油断はできないです。
台風の呼び名について
最後に、台風の名前についてプチ情報を。
気象庁では、毎年1月1日以降に最も早く発生した台風を「第1号」としていて、台風の呼び名については、予め用意されている140の名前を付けているようですね。
あとがき
いかがでしたか?
台風の事前対策について触れてきましたが、台風に備えるには台風を知ることが大事ですね。
ぜひ、対岸の火事ではなく自分事として捉え、有事に備えておくことが大切です。
それではこの辺で。
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