Final Cut Proでピー音(自主規制)を入れる方法

動画編集

こんにちは。フクミミです。

今回は、「音声の一部分にピー音(自主規制)をかけたい」といった要望を解決する内容となっています。

ピー音は『自主規制音』と言って『放送禁止用語』などに使われます。テレビなどでよく見るもので、メディア上表現として好ましくない言葉にかぶせる音ですね。
最近だと、そうでもない言葉をピー音でかぶせることで、敢えて視聴者に関心を持たせる手法としても使われています。
動画のシチュエーションに応じて、上手に使いたいところです。

この記事を最後まで読むと、以下の内容をインプットすることが出来ますので是非、最後まで読んで頂けると嬉しいです。

オーディオロールを操作してピー音を入れる方法

ここでは、タイムラインにあるオーディオロールを操作してピー音を入れる方法を紹介します。

準備

まず、編集しやすいようにビデオロールとオーディオロールを分けましょう。
control+Shift+Sでオーディオを切り離します。

切り離せました!
更に編集しやすいように①タイムライン内のクリップの外観をクリックして、②タイムラインの拡大/縮小レベルを最大値まで調整、③クリップの高さも最大値まで調整します。※私はMacBook Pro 13インチを使っているので、拡大してから作業をしています

音を挿入する部分のメイン音源を消す

音を挿入する場所を選んで、option+クリックで、オーディオのセンターラインを選択します。※マウスの個人設定によって「option」がcommandの場合もあります。

更にoption+クリックで選択していきます。選択するポイントは合計4箇所で、
左から、音の挿入開始→フェードイン→フェードアウト→挿入完了になります。これだと少し分かりにくいので順に説明していきます。

メインの音源の上から音を自然にかぶせる場合は、フェードインを使うと綺麗に音を乗っけることが可能ですが、今回はピー音を入れますのでメイン音源である声のボリュームを消す必要が出てきます。フェードイン/アウトのポイントをoption+クリックで選択し(黄色になります)、その間をつまんで下へドラッグします。

①の挿入開始ポイントを選択して右へドラッグすると、フェードインがなくなります。今回フェードインは使わないのでこれでOKです。同様に挿入完了ポインタも左へドラッグして、フェードアウトの丸みをなくします。※丸みがあるとフェードします

ピー音を挿入する

次にピー音を入れていきます。「写真とオーディオサイドバー」を表示させ「ミュージック」を選択。事前にフリー音源サイトから落としてきたピー音源を選択し、タイムラインへドラッグします。※音源サイトのURLは下に載せています

参考までに、フリー音源サイトのリンクを貼っておきますね^^
リンク先で「自主規制ピー音」で検索するとすぐに見つけられます◎

タイムラインへ挿入したら、先ほど調整したメイン音源の音を消した長さと同じに調整します。黄色部分をつまんでドラッグすると調整できます。スペースキー(動画再生・停止)で音源を確認しながら微調整したら完成です!

完成した動画はコチラで確認出来ます♪

ブレードでピー音を入れる方法

実はもう1つの方法があります。

Final Cut Proの機能の1つである『ブレード』を使う方法です。
こっちの方が簡単です。

「え?じゃあ先に紹介してよ」

って聞こえてきそうですが、この方法を後に紹介したのは理由があります。

先に紹介したオーディオを操作する方法では、オーディオロールのボリュームを選択しつまんで調整するものでしたので、音の運びがスムーズになります。

対するブレードを使う方法だと、手間は少ないですがオーディオロールをカットすることになるので、カットした部分に若干ですが「プツッ!」と言う音が入ります。

そこまで大きな音ではないので目立たないと言えばそれまでですが、イヤホンなどで動画を視聴する場合、敏感な方にとっては気になるかも知れません。

両方試してみて、自分に合う方法を選んでみてください。

オーディオ調整方法:手間はかかるが音の運びがスムーズ
ブレードでカットする方法:音の品質は落ちるが簡単

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ブレードを使って挿入する

さて、2つの違いを知った後で早速ブレードを使った方法を紹介します。

①プルダウンから②「ブレード」を選択。ショートカットキーは(B)

次に、ピー音を入れたい部分の前後を、ブレードを使ってカットします。
ここでは矢印の2箇所をカットしました。

続いて、センターラインをつまんで一番下まで持っていきます。
これでメイン音源は消えた状態です。

最後にピー音を持ってきたら終わりです! 速いっ!!

あとがき

これでピー音の挿入方法を覚えたと思います。
YouTubeで動画を投稿する方は、自身の発言に気を付けることも大事ですが、ピー音で動画を盛り上げる手法として使って見るのも面白いですよね。ピー音を連続で使われると、思わず笑ってしまうのは私だけでしょうか。

それではこの辺で^^

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