結婚生活の違和感④

1_結婚生活について

妊娠9か月の私に「それくらい自分でやれよ」

第2子を妊娠して9か月。
真夏のことでした。

その頃私は、毎日2歳の子を後ろに乗せて保育園に送り、そのまま自転車で通勤していました。

今思うとかなり大変だったと思います。
でも当時は、それが当たり前の毎日でした。

ある日曜日。
自転車の空気が少なくなっていることを思い出しました。

翌日も自転車で通勤する予定だったので、
私は夫にお願いしました。

「悪いんだけど、自転車の空気入れてくれない?」

すると夫は、面倒くさそうにこう言いました。

「はあ?それくらい自分でやれよ」

その言葉を聞いた瞬間、
私は一瞬、何を言われたのか分かりませんでした。

私は妊娠9か月。
お腹は大きく前に出ていて、足元なんてほとんど見えません。

しかも真夏。
炎天下の中での作業です。

頭の中では、いろんな言葉がぐるぐるしていました。

「私、妊婦だよ?」
「お腹大きくて空気入れ見えないよ」
「この暑さだよ?赤ちゃんにも負担がかかるよ」
「それくらい自分でやれって、なんでそんな冷たいの?」
「誰の子どもだと思ってるの?」

でも、その言葉は全部飲み込みました。

結局私は、
真夏の炎天下で自転車の空気を入れました。

お腹の大きな体で汗を流しながら。

悔しくて、涙が止まりませんでした。

ポタポタ落ちる涙を拭きながら、
私は心の中で何度も思っていました。

絶対に離婚してやる。

絶対に許さない。

私は、自転車の空気を入れながら
そう強く思っていました。