2_地獄の3か月

2_地獄の3か月

“社長”の会社を自分で調査した日|薄暗い建物に感じた、言いようのない不気味さ

夫の不倫相手のマンションから、“社長”の会社へ向かった私。辿り着いた建物は、建設会社とは思えない異様な空気をまとっていた。並ぶ黒い表札、閉鎖的な雰囲気。夫はいったい何に関わっているのか。
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「移動を開始します」—夫が向かった先に、わたしも向かった。

夫が出て行った2日後、仕事帰りにわたしは女のマンションへ向かった。都心の一等地に建つ高級タワマン、4階の角部屋。コンビニの前でベランダを見上げながら、ユニクロと回転寿司の男がセレブの世界に浮かれている姿を、静かに見ていた。
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「パパ浮気してるよね?」子どもたちは、すべてお見通しだった

夫が出て行った翌日、子どもたちに届いたのは自己弁護のLINEと「鬼の霊が180匹」という衝撃の電話だった。そしてわたしが知らなかった事実を、子どもたちはとっくに見抜いていた。
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夫が出て行った日|その直後、スマホが震えた

夫が出て行った日のことは、頭が靄の中にいるようでほとんど記憶にない。「週末、話し合いに来るから」——そう言い残し、車は走り去った。しばらくして届いたスマホの通知は、GPSから通知が届いた。「移動を開始しました」
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夫の車の下に、わたしはもぐりこんだ

GPSをリュックに仕込んで失敗した翌日、私は夫の車の下に仰向けにもぐりこんだ。まるで修理工のように。**私はいったい、何をやっているのだ。**それでも、やめることはできなかった。
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GPSが夫にバレた夜。初めて見た感情むき出しの夫。

GPSが夫にバレた夜、血相を変えた夫が家じゅうの引き出しを開けて怒鳴り込んできた。「俺は出ていく」——1時間後に帰ってきた夫の行き先は、確実に女のところだ。
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夫を操る謎の「社長」とは何者か。不倫の裏に、もうひとつの疑惑が浮かびあがった

不倫を否定しながら証拠を隠さない夫。夫が心酔する謎の「社長」と不倫相手の関係が浮かびあがった。50万円が女の口座に消え、ハニートラップの疑惑が頭をよぎる。
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ネットバンキングで奪われる家計|見えない送金の恐怖

隠し口座のカードを手にしても安心できなかった。夫はネットバンキングを使い、家計から自由に送金できる状態だった。通帳もカードも無力。生活費も学資も一瞬で消える恐怖を感じた。
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通帳にない50万円|夫の嘘が崩れた瞬間

毎月1万円のチャネリング料金に違和感を覚えた私。さらに通帳にない50万円の振込の存在に気づく。調べた先にあったのは、529万の隠し口座。夫の嘘と金の流れが、ついに一本につながった。
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不倫疑惑の裏で発覚した隠し口座と529万円の残高

家計から出張費が引き落とされ続けていた裏で、夫は別口座に入金していた。違和感を見過ごした私。差し出されたキャッシュカードで確認した残高は529万円。すべてがつながった瞬間だった。